久しぶりに坊ヶつるに行きました。
obcc設立時に行った調査の5年後の状況を確認するためです。
調査は春から実施していましたが、生憎、2回連続で出席できませんで、今回が初めてです。
初日は、環境省の許可を得て大船林道の鍵を借りたため、一般車両進入禁止ゲートの前で他の調査部隊と13時に待ち合わせ、坊ヶつる入り口の駐車場まで調査機器を載せて車で行きました。ここからは法華院まで1時間程度で、すぐ法華院につきました。
法華院からは坊ヶつるが見渡せませす。
水質調査部隊は、今日はやることがないので、温泉に入ってのんびりすごしました。
登山のシーズンだからか、法華院温泉はほぼ満室で、食堂は2回に分けて食事するほどの盛況でした。部屋も100人程度の大部屋に詰め込まれましたが、明かりが暗いのでやることがないせいか、結構皆静かで、7時過ぎには寝てしまいました。
翌朝、4時頃には眠れなくなり、外に出て満天の星空を眺めていました。ちょうど流星群があったらしく、いくつか視る事ができました。
6時前には、次第に明るくなり、星が見えなくなりました。
翌日、林道を出るための待ち合わせの関係上、少し時間をつぶそうということになり、立中(たっちゅう)山に登りました。鉾立峠まで上がり、低いほうの山を目指します。途中、サンショウクイ、ソウシチョウ、カラ類、エナガ、ホオジロかホオアカの声を聞きましたが、姿を見ることは出来ませんでした。
立中山からの坊ヶつるです。行楽シーズンらしく沢山のテントがあるのがわかりますでしょうか?1週間前に撮った写真を見せてもらい比較すると、黄色味が増しています。だいぶ紅葉が進みましたね。
立中から降りる途中で、茂みからいきなりウグイスが飛び出してきました。こんなところにもいるのですね。
さて、それでは本編の採水作業です。5箇所から採りました。
沈み橋のところでは、スニーカーがぬれるほど水量が多い状態でした。前よりも川幅が広くなった感じが・・・
ここでは、カワガラスの飛んでいくのを見る事ができました。
坊ヶつる入り口に設けられた重機搬入用の仮橋です。5年前にはありませんでした。法華院温泉の上の砂防工事をするので必要なようです。
大船林道も含め、法華院までの道路は、5年前と比べてだいぶ整備されていました。
最後に、車の話ですが、今回、ゴルフCLで行きましたが、1泊したため、燃費が行きと帰りで別々の値になり、参考程度です。行きが12km/Lくらい、帰りが22km/Lくらいです。標高1200mの高地まで上り下りしたわけですから、行き返りでこれだけ差があるのですね。平均すると17km/L程度で、山道走行のためか、長距離のわりに伸びませんでした。